ACIMUSは、生成AIとの対話でBIMモデルを作成できるChatBIMクラウドサービス「ACIMUS(アキムス)」に、利用期限のない無料プランを11月から提供する。1社最大5人まで利用でき、企画・基本計画段階からBIMを試せる環境を整える。

ACIMUSは、ブラウザ上で日本語のチャットを通じて建物の条件を伝えると、柱や壁、床、天井などの部材と属性を持つBIMモデルを作成・編集できるサービス。ソフトのインストールは不要で、作成したモデルはIFC・DXF形式で書き出せる。他のBIMソフトで作成したIFCデータの取り込みにも対応し、既存モデルの閲覧や編集を進められる。
無料のStarterプランでは、AIチャットによるモデル作成・編集、IFCの取り込み、IFC ・DXF形式での書き出しを無料で利用できる。チャット指示やデータの入出力には回数制限があるが、建築パース生成やAIによる間取り案の自動生成、画像から家具などの3Dアセットを生成する機能も、所定のお試し枠で利用できる。
同社は、企画段階で敷地や用途、階数、延床面積などの条件を変えながら建物の規模や形状を検討する用途を想定する。チャットで条件を変更しながら複数案を比較でき、モデルをIFC形式で出力すれば、既存のBIMソフトを使った後工程へデータを引き継げる。導入前に自社業務との相性を確認しやすくすることが狙いだ。
無料プランで利用を始めた後、社内で本格活用する場合は、有料の「Basicライセンス」を追加できる。料金は1人当たり月額1万2,000円(税別)。同ライセンスを導入した企業では、無料で参加できる人数も増える仕組みだ。
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BIMedia目線ーーBIMの導入ではソフトの操作習得や初期のモデル作成が利用のハードルになることがある。ChatBIMサービス「ACIMUS」は企画段階での3D活用を広げる選択肢となり得る。無料プランの提供により、ACIMUSの体験機会を広げる狙いがある。販売戦略の一環という見方よりも、手軽にBIMと向き合うLiteBIMを定着させる部分に力点を置いた取り組みではないだろうか。