MeshNodeは、地図上で指定した範囲の街並みを3Dモデル化し、立体模型として1,500円から購入できるWebサービス「てのひらタウン」を展開する。利用者は登録不要・無料で3Dモデルを作成し、画面上で形状を確認したうえで、3Dプリンターで出力した模型を注文できる。

サービスは、国土交通省が整備を進める3D都市モデル「PLATEAU」や、国土地理院の地理院タイルなどを加工して立体模型を生成する。対応エリアは、3D都市モデルが整備された全国300以上の市区町村。住所や駅名から場所を検索し、地図上で模型にする範囲を指定する仕組みだ。正方形の範囲だけでなく、地図上の点を結んだ自由な形状も選択できる。
特徴は、購入前に完成形を3Dモデルで確認できる点にある。画面上でモデルを回転させて見え方を確かめられるほか、対象範囲や模型のサイズ、高さの強調などを変更しながら、納得できるまで作り直せる。模型は4.2cm角、8.8cm角、12.2cm角、17.8cm角の4サイズを用意し、通常2~4週間で発送する普通便のほか、お急ぎ便、超速便も選択できる。3Dプリンターを保有する利用者向けには、STL形式の3Dデータのみの販売も行う。
利用手順は、専用ページで地図から範囲を選んで3Dモデルを作成し、画面に表示される「範囲コード」をコピーした後、販売ページでサイズと発送方法を選び、コードを入力して注文する。立体模型は、都市景観を楽しむ個人のほか、再開発や建築物の竣工記念、店舗の展示、自治体や地域団体の記念品など、法人・団体での利用も想定している。
価格は税抜1,500円からで、送料は別途必要となる。
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BIMedia目線ーーてのひらタウンは、PLATEAUなどの都市データを、専門的なソフトウェアを使わずに立体模型として体験できる。都市の3Dデータを画面上で閲覧するだけでなく、手に取れる模型へと展開することで、都市景観や地域の特徴を直感的に共有する用途が広がる可能性がある。建築・都市開発分野では再開発計画の説明や地域住民との合意形成、施設の完成記念など、立体的な空間情報を伝える場面での活用も考えられる。ただ、模型は公開されている都市データなどを基に生成されるため、設計検討や測量などに用いる場合は、データの精度や更新時期、表現上の省略を確認する必要がある。実務者にとっても利用価値は大いにありそうだ。