MIYOSHI

建設現場カメラにAI検知と自動追尾 
防犯業務の省人化支援

 建設現場向け監視カメラ「G-cam」を展開するMIYOSHIは、G-cam04専用ビューア「Gview」にAI検知と自動追尾機能を標準搭載した。追加費用なしで、カメラ本体をアップデートすることで利用できる。「エリア侵入」と「ラインクロス」の2種類のAI検知を実装し、立入禁止区域への人や車両の侵入、設定したラインの通過などを検知すると、管理者へメールで通知する。検知対象はカメラが自動追尾するため、異常発生後の映像確認だけでなく、発生時点での把握も可能だ。

 G-cam04は、赤外線撮影にも対応しており、夜間や休工日など現場が無人となる時間帯の監視にも活用できる。従来の監視カメラは、映像を記録し、異常発生後に人が確認する使い方が中心だったが、AIによる検知を組み合わせることで、監視業務そのものの省人化を図る。

 建設現場では、資材や金属ケーブルなどを狙った盗難への対策が課題となる一方、夜間の見回りや録画映像の確認には人手が必要となる。機能追加によって、こうした防犯業務の負担軽減を後押しする。2026年7月以降に出荷された製品でもメンテナンス後から利用でき、7月以前から利用しているカメラについては検知機能の利用に本体交換が必要となる。

 同社は、監視カメラ「G-cam」と画像解析サービス「カンタンAI tomoth」との連携も進め、現場の異常を検知するだけでなく、AIによって状況を分析する仕組みへ発展させる考えだ。

MIYOSHIのプレスリリースはこちら

BIMedia目線ーー監視カメラを「記録する機器」から「異常に気づく機器」へ変えようとしている。建設DXではカメラやセンサーを設置するだけでなく、AIによって必要な情報を自動的に抽出し、人の判断につなげることが重要になる。防犯を入り口に、現場監視のAI活用がどこまで広がるか注目したい。

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