大塚商会

boxをプロジェクト単位で管理する 
「どこでもCDM」サービス展開

 大塚商会は、クラウドコンテンツ管理サービス「box」の利用企業を対象に、プロジェクト単位で情報を一元管理するSaaS型サービス「どこでもCDM」の提供を始めた。建設会社や設計事務所など案件ごとに大量の文書や図面を扱う企業を主なターゲットに位置付け、展開を図る。

 企業ではboxなどのクラウドストレージに文書や図面を蓄積する一方、フォルダー構成だけに依存した運用では、案件全体の把握や必要な情報の検索が難しくなるケースがある。また、担当者ごとにフォルダーの作り方が異なることで、運用の属人化やアクセス権限の管理負担も課題となっている。

 どこでもCDMは、こうした課題に対応するため、boxのフォルダーをプロジェクト単位で管理できるようにした。全プロジェクトを一覧表示し、プロジェクト名や担当者、金額などの属性情報から検索できるほか、一覧からbox内の該当フォルダーへ直接アクセスできる。

 社内ルールに沿った標準フォルダー構成をプロジェクト作成時に自動適用でき、案件ごとのフォルダー構成のばらつきを抑え、担当者が変わっても一定のルールで情報を管理することが可能だ。アクセス権限についてもプロジェクト単位で自動設定できるため、必要なメンバーへの情報共有と管理者の負担軽減を両立する効果もある。

 同社は、建設業向け文書管理システム「楽々CDM」で培ったプロジェクト情報管理のノウハウを生かしてサービスを開発した。料金は月額2万5000円(税別)から。

大塚商会のプレスリリースはこちら

BIMedia目線ーー「データを保存する場所」から「プロジェクト情報を管理する基盤」へboxの位置付けを変えようとしている。建設プロジェクトでは図面、写真、施工記録、検査書類など扱うデータが多岐にわたる。デジタルデータが増えるほど、単にクラウドへ保存するだけではなく、「どの案件の、どの情報なのか」を横断的に検索・利用できる仕組みが重要になる。取り組みやすい料金設定も魅力の1つだろう。

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