アンドパッド

既存帳票をそのままデジタル化する 
「ANDPADレポート」提供へ

 アンドパッドは、既存の帳票や報告書を同じレイアウトのままデジタル化できる新プロダクト「ANDPADレポート」の提供を始めた。点検報告書や施工日報、安全衛生日誌、工事完了報告書などをテンプレート化し、パソコンやスマートフォン、タブレットから入力・管理できる。建設業に加え、インフラ、建物管理・メンテナンス分野での帳票業務の効率化を目指す。

 建設現場では、発注者や自治体などが指定する書式に沿って、さまざまな報告書を作成する必要がある。帳票のレイアウトが複雑な場合や、既存の書式を変更しにくい場合にはデジタル化に向けた作り直しが負担となる。ANDPADレポートは、こうした課題に対し、従来の帳票を活用しながら入力・管理をデジタル化する仕組みだ。

 主な機能として、既存のExcelファイルをアップロードすることで、元のレイアウトを再現した帳票テンプレートを作成できる。複数シートや多項目の帳票、バージョン管理にも対応する。ANDPADの案件情報や物件情報を帳票に自動で引用でき、同じ情報を繰り返し入力する手間や転記ミスの削減につなげるという。

 現場での利用を想定し、複数人による同時編集やオフライン環境での入力にも対応した。事前に帳票をダウンロードしておけば、通信環境が整っていない場所でも新規作成や編集ができる。入力した帳票は、元のレイアウトを維持したままExcel形式で出力できるほか、複数のレポートからデータをまとめて抽出することも可能だ。なお、今後は「ANDPAD 資料承認」との連携も予定している。

アンドパッドのプレスリリースはこちら

BIMedia目線ーー建設現場のDXでは図面や3Dモデルの活用だけでなく、点検記録や施工日報など、日常業務で発生する情報をデータとして蓄積することも重要だ。既存帳票の形式を維持しながらデジタル化できれば、現場の運用を大きく変えずに導入を進めやすい。帳票をExcel形式で出力できるだけでなく、複数の報告書に記録されたデータを横断的に抽出できる点も注目される。蓄積データの分析や他の業務システムとの連携が進めば、報告書の作成効率化にとどまらず、検査履歴の把握や維持管理業務の改善にもつながる可能性がある。

記事トレンド把握のため、気軽に押して下さい

トップに戻る

注目コンテンツ