トプコンは、マルチGNSSに対応した高い測位性能に加え、ポールの傾きを常に監視するTILT補正機能の強化や、通信距離を大幅に伸ばしたデジタル簡易無線搭載のアンテナ一体型GNSS受信機『HiPer XR』を販売した。

近年、米国のGPSに加え、ロシアのGLONASS、日本の準天頂衛星(QZSS)、中国のBeiDou、EUのGalileoなど、各国が独自に運用する衛星測位システム(GNSS)の整備が進む。信号帯域はL5をはじめとしたマルチバンド化が加速している。
HiPer XRは、多様な信号に対応し、都市部や山間部といった受信環境が厳しい場所でも、安定した高精度な測位を実現する。独自にTILT(Topcon Integrated Leveling Technology)補正機能を強化したことで、最大60度までの傾斜に対応。観測が困難だった壁際などのポールを垂直に立てられない場所でもスムーズに測定できる。
通信機能性能は、従来機比で約1・5倍に伸長し、82チャンネルに増加したデジタル簡易無線の搭載により、RTK観測の安定性と対応エリアが大幅に向上する。これにより、障害物の多い現場や広範囲にわたる測量作業でも、高い作業効率を実現する。