プロパティデータバンクは、設備管理クラウド「@cmms」の機能を強化し、生成AIの普及で需要が急拡大するデータセンター向けの設備管理ソリューションの新たなサービス提供を始めた。BIMと連携したデジタルツインを構築し、設備保全の効率化やライフサイクルコスト(LCC)の最適化を支援する。

生成AIの利用拡大を背景に、国内ではハイパースケールデータセンターの建設が加速している。サーバー設備に加え、電力設備や空調設備など膨大な建築設備を安定稼働させるため、高度な保守管理や更新計画の重要性が高まっている。
新サービスは、@cmmsとBIMを連携させ、設備機器台帳や保守履歴と3次元空間情報を統合したデジタルツインを構築するもので、設備情報を3次元空間上で可視化しながら、点検、修繕、履歴管理まで一元的に管理できるようにする。
設備に異常や故障が発生した場合には、蓄積されたメンテナンス履歴を基にAIが対応を支援するほか、対象設備をBIMモデル上で即座に確認できるため、現場対応の迅速化や視認性の向上につながるとしている。
設備ごとの保守データを解析し、故障率や信頼度をリアルタイムで算出し、設備ごとのリスクに応じた最適な更新時期や修繕周期を提案することで、多額の設備投資が必要となるデータセンターのライフサイクルコスト削減を目指す。
@cmmsは、すでにデータセンター事業者のほか、電力会社や製造業、インフラ事業者などで導入が進んでいる。今後はデータセンターに加え、生産施設や物流施設、超高層ビルなど、高度な設備管理を必要とする施設への展開も進める方針だ。
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