BIM人材の不足が深刻化する中、人材サービス大手のパーソルテンプスタッフは、空間プロデュース企業の船場と連携し、内装分野に特化したBIMオンラインセミナーを8月1日に開催する。BIMの基礎知識に加え、実務での活用事例や業界が求める人材像までを紹介し、CAD実務経験者のキャリアアップやBIM技術者への転換を後押しする。

近年、建設業界では建設投資の拡大や時間外労働の上限規制への対応を背景に、生産性向上を目的としたBIM/CIMの導入が急速に進んでいる。一方で、BIMを実務レベルで活用できる技術者は依然として不足しており、人材育成は業界共通の課題となっている。

今回のセミナーは「BIMで空間はもっと自由になる。内装BIMで広がる“空間クリエイター”への一歩」をテーマに、内装・商空間分野におけるBIM活用を中心に解説する。講師は船場でBIM CONNECT本部戦略企画部長を務める大倉佑介氏が務め、同社が推進する「SEMBA BIM」の取り組みや、設計・施工・運用をつなぐデジタル基盤としてのBIMの役割について紹介する予定だ。
パーソルテンプスタッフでは、渋谷オフィスで参加する希望者を対象にキャリア面談も実施し、BIM技術者としてのキャリア形成や転職相談にも対応する。オンライン参加は500人、来場参加は10人限定で募集する。
近年はゼネコンや設計事務所だけでなく、内装、設備、FMなど幅広い分野でBIM活用が広がっている。さらに生成AIとの連携やデジタルツインへの展開など、BIMに求められる役割も大きく変化しつつある。こうした変化を受け、人材育成の内容も単なるソフトウェア操作から、設計・施工・運用までを横断的に理解できる人材の育成へとシフトしている。今回のセミナーは、その流れを象徴する取り組みの一つといえそうだ。
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