環境設備メーカーの共同カイテックは、BIMソフト「Revit」向けに主力バスダクト3製品のファミリデータの提供を始めた。Revit対応によって国内で利用される主要な設備設計プラットフォームへの対応がさらに広がった格好だ。Revit上でのバスダクト作図方法を解説する動画を公式YouTubeで公開し、設備BIMの普及も後押しする。

同社は、2021年に設備BIMソフト「Rebro」への製品搭載を開始し、2026年には主力製品であるE-BD型絶縁バスダクトを含む製品群が標準搭載された。建築設備専用3D CAD「CADWe’ll Linx V6」や、フル3次元建築設備CAD「CADEWA Smart V7」にも主要製品を展開し、今回のRevit対応にも舵を切った。
Revit向けバスダクト作図方法を紹介する動画では、設計者がファミリを活用しながら効率的にモデリングできるよう、基本操作から実務での利用方法までを解説している。Rebro向けの操作動画も引き続き公開しており、利用環境に応じた学習コンテンツを提供する。
今後は、Revit向けファミリデータだけでなく、効率的な配線ルート作成などを支援する専用アドインの公開も予定している。設計作業の自動化や利便性向上を図ることで、BIMを活用した設備設計ワークフローの充実を目指す。
近年、建材・設備メーカー各社ではBIMコンテンツ整備を競う動きが活発化している。BIMモデルに利用可能な製品データを提供することは設計段階での採用機会を高めるだけでなく、施工・維持管理まで一貫したデータ活用にもつながる。共同カイテックの今回の取り組みも、設備BIMの実用性を高める動きの一つとして注目されそうだ。
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