コンピュータ教育振興協会

BIM利用技術者 1級/準1級試験 
全国7会場で9月6日に開催

 コンピュータ教育振興協会(ASCP)は、BIM利用技術者試験の2026年度1級/準1級試験を9月6日に実施する。22日から受験申し込みを開始した。受験会場は札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、福岡の全国7個所。設計事務所やゼネコンなどBIM導入を推し進める企業にとっては人材育成の一環としてBIM利用技術者試験を活用する動きが広がっており、受験者数の増加も見込まれそうだ。

 1級/準1級試験は実技試験となり、試験時間は240分。対象ソフトに位置付けられているArchicad 、GLOOBE Architect、Revit、Vectorworksの中から1つを選択し、提供された2次元図面やデータからモデリングを行い、図面の切り出しや面積などの数値を割り出す。実技会場には選択ソフトウェアの入ったノートPCを自ら持ち込むことが条件になるが、PCにBIMソフトをあらかじめインストールしていなくても、自社のクラウド環境を使って受験することも可能だ。

 2026年度の実技試験ではIFCデータの提出を必須にする。これまでは対象ソフトのネイティブモデルデータの提出を求めてきたが、IFCデータの提出を必須にすることで、動き出したBIM図面審査に準拠した試験制度として位置付けるという。

 受験資格は、筆記・知識試験の2級合格者が必須となる。2級はCBT方式により全国の専用会場でいつでも受験でき、1級/準1級の申込期限前までに2級に合格すれば受験できる。近年は特定のソフトを位置付けないopenBIMを志向する企業も増えつつあることから、合格者でも別のソフトウエアで再受験できるステップアップ&再受験割引制度も設けた。

 1級/準1級試験には団体として申し込むことも可能で、自社で登録した会場で複数人が受験できる。受験費用も抑えられることから、認定会場登録を活用する企業も徐々に増えている状況だ。

 2級の受験者数はスタートした2023年度に649人、24年度に773人、25年度は909人となり、着実に右肩上がりで推移している。26年度はさらに受験者が拡大する見通し。累計合格者は2級が2058人、準1級が146人、1級が142人となり、3つ合わせ年間1000人ペースで合格者を積み上げている。

 受験料金(税込)は1級個人受験が20,900円、1級個人ステップアップ&再受験が14,300円、1級団体(認定会場)受験が17,050円、1級団体ステップアップ&再受験が11,550円、準1級個人受験が14,300円、準1級団体(認定会場)受験が12,100円。申し込みは7月22日まで。詳細はこちら

 

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