アイサンテクノロジーは、点群データや既存図面から自動で3次元モデルを生成できるソフトウェア「ANIST-Modeler」を9月中旬をめどに発売する。2024年に提供をはじめた平面図作成支援ソフト「ANIST」の技術をベースに開発したもので、測量・設計分野向けの現況3次元モデリングツールとして進化する。

ANIST-Modelerは、LASやPTS形式の点群データを取り込み、地表面や道路、各種地物を効率的に3次元モデル化できるほか、ANISTで作成した図面データやDMファイルなど既存の流通データからも自動モデリングを行える点が特徴だ。標準価格は132万円(税込)となる。
近年、国土交通省が推進するBIM/CIMやインフラDXの普及に伴い、点群データの活用機会は急速に拡大している。一方で取得した点群データを実務で活用可能な3次元モデルへ変換する作業には、多くの時間と専門的な知識が必要とされてきた。
同社は、こうした課題に対応するため、点群だけでなく既存図面やDMデータを活用しながらのモデリング工程を自動化することで、現況地形や道路構造物などの3次元モデルを効率的に作成できる環境を提供する。
生成したモデルはさまざまなデータ形式で出力可能で、設計業務やBIM/CIMモデル作成、維持管理業務など幅広い用途への活用が期待される。測量業界では、UAVやモバイルマッピングシステム(MMS)による点群取得が一般化する一方、取得後のデータ活用が新たな課題となっている。ANIST-Modelerの投入により、現況モデル作成の省力化やBIM/CIMデータ整備の効率向上への後押しとなりそうだ。
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