オリエンタルコンサルタンツ は、設計段階で作成したBIM/CIMモデルをICT施工用データへ変換する「土工部ICT施工データ変換システム(eMS)」の無料オンライン体験会を6月30日に開く。設計段階で作成したBIM/CIMモデルを施工現場まで活用する「データの一気通貫」は、建設DXの重要テーマの一つだけに、システムの実践的な操作を体験できる貴重な機会になりそうだ。

近年、国土交通省が推進するBIM/CIMやICT施工の普及により、設計段階で3次元モデルを作成するケースが増えているが、実際の施工現場では設計で作成したBIM/CIMモデルが十分に活用されず、施工会社がICT建機用の3次元モデルを改めて作成するケースが少なくない。こうした状況が設計から施工へのデータ連携を阻害し、二重作業や生産性低下の要因となっている。
eMSは、同社が応用技術と協力して開発したもので、設計段階で作成したBIM/CIMモデルを簡易な操作でICT土工向けの3次元施工モデルへ変換できるため、設計成果を施工段階でそのまま活用できる環境を実現する。
体験会では、eMSの基本機能の紹介に加え、「区間分割」「端部の現況すりつけ」「施工中の暫定モデル作成」といった実務で活用頻度の高い機能を参加者自身が操作しながら体験できる。参加にはオートデスクの「Civil 3D 2024」もしくは「JTools」がインストールされた環境が必要だが、システム説明のみの視聴参加も可能という。
BIM/CIMモデルを施工段階で活用するうえでは、施工計画や施工範囲に合わせたモデル加工が必要となるケースが多い。eMSはこうした加工業務の効率化を図り、設計データを施工へスムーズに引き継ぐ役割を担う。BIM/CIM活用の次のステップとして、設計データの施工利用を具体化するソリューションとしても注目されている。体験会の申し込みはこちら