日研トータルソーシング

CAD技術者育成の拠点開設 
BIM環境も整備し実務対応型オペレーター育成

 日研トータルソーシング(東京都大田区)は、建設業界向けCAD技術者を育成する研修施設「東京建設CAD技術センター」を開設した。実務に即した建設CAD人材の育成を目的として設置したもので、同社派遣社員向けにビジネスマナーから建設基礎知識、図面読解、CAD作図までを体系的に学べる研修を提供する。

 研修は10日間の少人数制カリキュラムで構成。CAD実技では基本作図から建築平面図作成、図面出力まで、一連の実務フローを学習する。最新のBIMソフト環境も整備し、現場ニーズに対応した教育体制も構築した。

 近年の建設業界ではBIM活用や設計・施工のデジタル化が進展する一方、それを扱う実務人材の不足が顕在化している。特にCAD・BIMオペレーターについては、即戦力化までの教育負担が受け入れ企業側の課題となっていた。

 同社は、単なる派遣人材供給ではなく、教育機能を内製化した人材供給モデルとして位置付ける。未経験者を対象に、建設実務を理解したCAD技術者として育成することで、現場定着率向上や早期戦力化を狙う。今後、最新IT技術を活用した教育も視野に入れ、未経験者のキャリア形成支援を強化する方針だ。

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