戸田建設

覆工自動打設ロボに圧送・打設・データ管理の新機能

 戸田建設は、国土交通省中国地方整備局発注の令和3年度木与防災木与第1トンネル工事で導入している覆工自動打設ロボット「セントルフューチャーズ」の新機能として「ポンプ圧送の連動化システム」と「見える化システム」を共同開発した。これにより当初から計画していた自動打設ロボットの主要機能の現場適用がすべて完了し、覆工コンクリート打設作業のさらなる効率化・省人化が可能となった。

 開発には大栄工機(滋賀県長浜市)、ムネカタインダストリアルマシナリー(福島市)、JUST.WILL(福岡市)、北斗工業(神奈川県横須賀市)が携わった。今回新たに2システムが加わったことで、圧送・打設・データ管理という自動打設ロボットにおける主要な機能が整った。

 ポンプ圧送の連動化システムではコンクリートの打ち上がり高さに合わせ、ポンプ車の圧送・停止を自動制御するほか、ポンプ圧送の制御に合わせて配管切替装置やスイッチャーズも自動切り替えが実現し、側壁左右の打ち分けや、上段の打設口への切り替えができるようになった。

 見える化システムは、打設高さなどの各種打設データを集約し、セントル上に設置したパソコンのディスプレイにリアルタイムに表示するもので、ディスプレイには稼働中のバイブレータ、打込み中の打設口、天端の充填状況、圧力値、打ち上がり位置、機器の状態、生コン情報などを表示する。イントラネットを通じて遠隔地からリアルタイムでモニタリングすることも可能だ。

 戸田建設は今回追加したシステムを含め自動打設ロボットを現場で使用していく中で引き続き改良を加えていく方針で、今後は覆工品質の向上に向け、各種センサから得られるデータを活用することでコンクリート性状に合わせてバイブレータの稼働時間を自動で調整するなど、自動打設の高度化を目指すという。

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