東急建設は、BIMを活用した「バルコニーPCaシステム」を実工事に適用し、サプライチェーンとのデータ連携を検証した結果、バルコニー用プレキャストコンクリート(バルコニーPCa)の製品図作成にかかる作図工数を、従来比で40%削減できる効果を得た。

この取り組みはトヨタT&S建設株式会社(愛知県豊田市)と共同研究契約を結んだ研究プロジェクトとなり、バルコニーPCaの設計段階から工場および現場での「作りやすさ」「組み立てやすさ」を考慮したDfMA(製造・組立容易化設計)の考え方をベースに位置付けた。DfMAに基づいて作成したBIMデータをPCa工場へ連携することで、サプライチェーン全体における生産性向上と品質の安定化を図っているという。
今後は、2026年度からの本格運用を目指し、バルコニー部材にとどまらず、柱・梁などの構造部材への展開も計画しており、BIMをはじめとする建築データをものづくりの現場に活用することで、サプライチェーン全体のDX推進と、建築事業のデジタルシフトを加速していく方針だ。
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