ONESTRUCTIONは、インドの都市データ整備基盤(IUDX)を開発した Centre of Data for Public Good(CDPG)とIUDXを運営するDataKaveri Systems Pvt Limited(DataKaveri)の2社と、都市・建設環境データ交換分野における戦略的・技術的協業に向けた基本合意書(MOU)を締結した。 openBIMに準拠した統合フォームを構築し、都市インフラ領域におけるAI活用事例の共同開発が柱で、スマートシティ実現に向けた日印連携の新たな一歩となる。

MOUは、第1回日印AI戦略対話の場で、日本の経済産業省と外務省、インドの外務省が立ち合う形でインド科学大学院(IISc)で締結した。openBIMに準拠した建設データとIUDXプラットフォームの統合に向けた検討、スマートシティと都市インフラ領域におけるAI活用事例の共同開発、二国間の事業開発機会の検討という3点が軸になる。
その背景には、建設・インフラ関連のデジタル化が遅れ、データの分断されている状況がある。中間ファイルIFCに代表されるopenBIM標準の進展により、建設プロジェクトのライフサイクル内におけるデータ相互運用性は向上してきたものの、都市や国家レベルでそれらのデータを統合的に管理・流通・活用するための基盤は、依然として十分に整備されていない。そのため平面図や設備配置、資産履歴といった多くの重要なデータがプロジェクト完了後に活用できない状態がある。両社は「建設データを構造化し、それを大規模に共有・活用可能にする」という共通の課題に対して、相互補完的なソリューションを提供していく方針だ。
また、日印AI戦略対話には、日本からONESTRUCTIONのほかエイターリンク、Edgecortix、Fujitsu Research of India Private Limited、ハイレゾ、I’mbesideyou、、ティアフォー などが参加し、日印双方の企業からAI技術を活用したLLM開発や社会課題解決、ビジネスのユースケースなどが紹介され、今後の実践的な協業の可能性について建設的な議論を深めたという。
ONESTRUCTIONのプレスリリースはこちら