buildingSMART

矢吹氏、矢嶋氏にフェローの称号授与 
BIMの発展に多大な貢献

 IFCデータ連携によるopenBIMを提唱する国際組織「buildingSMART International」(bSI)は、BIMの発展に貢献した人物に贈るbuildingSMARTフェローの称号を、東京都市大学特任教授の矢吹信嘉氏と、グローバルBIM代表取締役社長の矢嶋和美氏に授与した。

矢嶋氏(左)と矢吹氏

 矢吹氏はインフラ分野の先駆的なリーダーとして20年以上にわたりbuildingSMARTの発展に貢献してきた功績が認められた。インフラ・ドメインの創設者であり、IFC BridgeおよびIFC 4.3の推進役だけでなく、その先見性と指導力は世界的なインフラの相互運用性を実現するopenBIM標準の形成に決定的な役割を果たしたことも評価された。

 矢嶋氏は、buildingSMARTで10年以上に渡って信頼される経営幹部として、また建設ドメインの創設者として活躍してきた取り組みが評価された。複数期に渡って日本支部の理事やサミットリーダー、そしてグローバルな提唱者としてガバナンスの強化、業界との連携拡大に尽力し、オープンで協調的なデジタルトランスフォーメーションというbuildingSMARTの使命を推進した活動も高い評価を得た。現在はbSIのボードメンバー7人のうちの1人でもある。

 フェローの授与はポルトガルのポルトで開かれたbSIサミットで、両氏を含め計6人が表彰された。これまで日本で授与されたのはbSIの前身であるIAIの創設と日本支部(bSJ)開設の功労として、2018年の庄子幹雄 氏(元鹿島建設副社長、前bSJ会長)に続き、足達嘉信 氏(鹿島建設)と武藤正樹氏(元建築研究所)にも贈られており、矢吹氏と矢嶋氏を含め計5人がフェローの称号を得た。

 今年10月にはbSI国際会議が東京で開催され、50か国以上からのべ600人以上が参加する見込み。ホストを務めるbSJは前身のIAI日本支部設立から30周年を迎えるタイミングでもあり、節目の年に両氏のフェロー授与が花を添えた格好だ。

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