清水建設

土木設計DXプラットフォーム構築 
BIM/CIM対応を基本に事業展開へ

 清水建設は、土木設計DXプラットフォーム「Shimz DDD」を構築した。設計の自動化、設計ワークフローのデジタル化、設計情報の利活用を図る基盤に位置付けることで、国土交通省が展開するi-Construction2.0の基盤データとなるBIM/CIM対応を基本に事業展開する方針だ。

 設計の自動化では配筋施工図の作成、修正、照査を大幅に省人化する自動化システムの開発・実用化に取り組み、鉄筋のあらゆる加工パターンをモデル化し、自動化のベースとなる統一の情報モデルを整備するとともに、発注者ごとに異なる設計基準、例えば鉄筋の間隔、かぶり、曲げ内半径、フック余長といった構造細目をデータベース化した。

 BIM/CIM対応の3次元モデルを構築する際、配筋施工図自動化システムを使って配筋計画の不具合の有無を照査し設計品質を確保する。2次元の展開図、加工図、鉄筋集計表から構成される配筋施工図は、これまで個別に作成していた。3次元モデルから任意の躯体断面を切り出し必要な配筋施工図を自動生成できるため、図面間の不整合がなくなり、大幅ま省人化効果をもたらす。

 すでにジャカルタ地下鉄の現場では鉄筋施工図自動化システムを先行導入しており、配筋施工図の作成で5割、図面の各種照査業務で7割の省人化効果を発揮している。同社はShimz DDDで提供するサービス機能の拡充を図り、働き方改革を進めつつ、土木設計業務のさらなる合理化を推進する計画だ。

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