DataLabs(東京都中央区)は、3Dインフラ点検システム「Markly」が国土交通省の点検支援技術性能カタログに掲載されたことを踏まえ、インフラメンテナンス業務のDX化を加速させる。

国交省では道路インフラの老朽化対策と担い手不足を解消するため、直轄の橋梁・トンネルなどの点検では点検支援技術の活用が原則化された。カタログへの掲載を足がかりに、補修設計作業を効率化するMarklyの強みを生かし、点検現場の生産性向上を後押しする。
Marklyは、スマートフォンやiPad等で取得した3次元データや点検写真等を用いて補修設計に必要な図面や数量計算書を簡易的に生成する。すでに四国地方整備局などでは橋梁補修設計・調査に試行した結果、補修設計コストを約73%削減したほか、点検データから図面・数量計算書を自動生成することで膨大な時間を要していた内業を大幅に短縮し、工期を約32日間短縮するなどの成果も確認済み。
専用のレーザースキャナを必要とせず、iPadやiPhoneなどの汎用端末でスキャンしたデータを活用可能で、現場に行かなくても、クラウド上で立会検査を完結させることができ、移動コストの削減にも貢献する。
同社は3Dデータをベースに、点検・調査から補修設計、施工、そして維持管理に至るインフラライフサイクルの新しいあり方を構築する「3D InfraLoop(3Dインフラループ)」を提唱している。一度取得した3Dデータを、インフラのライフサイクル全般で循環(Loop)させ活用し続けることが狙い。3D InfraLoopの実現を通じて、インフラメンテナンスの省人化と長寿命化の両立に寄与し、持続可能な社会インフラの構築に貢献する。
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