LIFEFUND(浜松市)は、建築業界に特化したAI活用事例を動画で収録・公開するプラットフォームの提供を始めた。ChatGPT、Gemini、NotebookLMなど複数の生成AIツールを建築実務で活用した事例を33本収録し、営業・設計・現場管理・マーケティングなど職種別に検索できる。同社が運営する「ホリエモンAI学校建築校」の受講生や「建築AI経営研究会」のプレミアム会員向けに提供する。

ICT総研の2026年2月調査によると、インターネットユーザーの54.7%が直近1年以内に生成AIサービスを利用した経験があり、前回調査から25.7ポイント上昇した。一方でパーソル総合研究所が全国の正規雇用者3000人を対象にした調査では生成AIを活用したタスクで平均16.7%の時間削減が確認されたものの、実際に業務時間全体が減少した利用者は25.4%にとどまっている。建築業界でもこの傾向は顕著で、ANDPADが建設業従事者2000名を対象にした調査では、建設業におけるAI活用率は34.8%で、活用しない理由のトップは「AIで何ができるのかわからない」だった。
同社は、こうしたギャップを埋めるために建築業界特化型AI活用事例プラットフォームを開発した。事例は使用ツール、分野、活用カテゴリで整理され、自社の職種・業務に近い事例を見つけられる設計となっている。収録事例数は33本で今後、月15本ペースで追加する計画だ。例えばCADパースをAIで実写化する手順、 建築基準法の調査をAIアシスタントで自動化 、ChatGPTで顧客対応のチャット返信を自動化する活用術 、施工写真にAIで人物合成しマーケティング素材を作成する手法などがある。
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