ONESTRUCTION

経産省GENIAC採択案件 
BIM情報要件の生成基盤モデル開発成果を公開

 ONESTRUCTIONは、経済産業省とNEDOが推進する国内生成AIの開発力強化プロジェクト「GENIAC」に採択され開発した「openBIM におけるBIM情報要件の生成基盤モデルの研究開発」の成果として、AIモデル「Ishigaki-IDS」と評価ベンチマーク「IDS-Bench」を公開した。ポスト5G情報通信システム基盤強化研究開発事業の一環として応募43件の中から選ばれた24研究のうちの1つで、わが国の競争力の核となり得る技術と期待されている。

 Ishigaki-IDSは、言語性能評価や安全性評価の上で選定した既存のオープンモデルをベースに、IDS生成タスク向けに追加学習した建設BIM向け基盤モデルとなり、今回の開発ではIshigaki-IDS-8B、Ishigaki-IDS-14B、Ishigaki-IDS-32Bの3種類を構築した。このうちIshigaki-IDS-8Bを公開した。

 IDS-Benchは、建設・BIM領域の専門人材と協働して構築したCSV-to-IDSの生成精度を測定する独自ベンチマークとなる。IFC/IDSのバージョン、言語、建設カテゴリの観点からカバレッジを確保し、IDS生成性能を多面的に評価できるよう設計している。

 開発したIshigaki-IDSをIDS-Benchで評価した結果、IDS生成タスクにおいて高い性能を確認したという。比較した汎用モデルとのスコア差については、IDSが建設BIM領域における専門性の高い規格である上に、2024年に公開された比較的新しい規格であることから、汎用的な事前学習だけでは十分に対応しにくい側面があるためと分析している。Ishigaki-IDSは、こうした専門知識や規格構造を踏まえた追加学習により、IDS生成性能の向上を実現した。

 同社は、今回の取り組みで得られた経緯や知見をテックブログで詳細に解説しており、今後は論文なども発表していく予定。AIを始めとするテクノロジーを活用しながら、今後も建設DXの推進に取り組んでいくとしている。

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