DataLabs

3Dインフラ補修検査HatsulyがNETIS-VE登録 
維持管理の連携に着手へ

 DataLabs(東京都中央区)が提供する3Dインフラ補修工検査システム「Hatsuly」が、国土交通省の新技術情報提供システム(NETIS)で、現場での高い活用効果が認められるNETIS-VE技術の登録を受けた。今後はHatsulyで取得した施工データを属性情報として次工程の維持管理へとシームレスに引き継ぐプロダクト間の連携に着手する方針だ。

 Hatsulyは、橋梁補修工事における現場踏査や、表面被覆工、断面修復工における出来形検査など、インフラ補修における検測を効率化するシステム。スマホやタブレットなどで取得した3次元データを利用してはつり深さ、体積などを自動算出し、寸法と自動比較し帳票までを自動作成できる。3次元データや帳票として発注者に共有することも可能で、インフラ補修工事の調査や出来形管理において、大幅な省力化を実現する。

 NETIS登録では「経済性」「工程」「品質・出来形」「安全性」「施工性」「環境」の項目で評価された。環境では「従来技術と同等」、その他の項目では全て「従来技術より優れる」と判定され、総合評価でも「従来技術より優れる」という高い評価を得た。ユーザ評価では68%が「今後も是非活用したい」、18%が「活用を検討したい」としており、総じて高評価を得ている。 

 国土交通省が取り組むi-Construction 2.0では、建設現場の生産性向上のみならず、デジタルデータの利活用による抜本的な省人化が強調されている。特に老朽化が進む国内インフラの維持管理では点検、診断、補修設計、修繕工事という一連のメンテナンスサイクルにおいて、DXによる劇的な生産性の向上が不可欠となっている。

 同社は、3Dデータをベースに、点検・調査から補修設計、施工、そして維持管理に至るインフラライフサイクルの新しいあり方を構築する「3D InfraLoop(3Dインフラループ)」を提唱している。HatsulyのNETIS-VE昇格では施工・出来形管理フェーズにおける3Dデータ活用の有効性が公的に認められたと判断しており、Hatsulyの取得施工データを維持管理へとシームレスに引き継ぐデータ連携に深化させる方針で「一度取得した3Dデータをインフラのライフサイクル全般で循環(Loop)させ活用し続ける」という3D InfraLoopの実現を図る。

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