ONESTRUCTIONは、オートデスクで執行役員グローバル建設事業開発統括本部長を務めるなど日本のBIM/CIM推進を支えてきた福地良彦氏のシニアフェロー就任を発表した。福地氏の人的ネットワークを生かし、国内外における建設DXの研究開発や建設データの利活用に関連する取り組みをさらに強化することが狙い。

福地氏は、オートデスクで建設DXに関連した事業開発を長年リードしてきた。ONESTRUCTIONにとっても2024年に米国オートデスクと戦略提携に向けた基本合意(MOU)を締結する際にも橋渡し役として重要な役割を果たしてきた。福地氏の参画により、日本をはじめ世界中の建設DXの研究開発や建設データの利活用に関連する取り組みをさらに強化する
BIMを中心とした建設デジタル化の流れ世界的に進む中で、特定のソフトウェアに依存しないデータ連携を可能にするopenBIMは建設データの相互運用性を実現する重要な考え方として注目されている。ONESTRUCTIONはIFCをはじめとするopenBIM技術を中心に建設データの利活用、デジタルツインの実現、AI・データ分析の高度化などの領域でソリューション開発を進めている。
BIMを始めとする建設分野のDXにおける長年の経験と知見を持つ福地氏をシニアフェローとして迎えることで、技術的知見と業界ネットワークの両面から研究開発、プロダクト開発、業界連携を強化し、建設業界のDXをさらに加速していくとしている。
福地氏は「BIMの普及が進むが、データ連携や活用の面ではまだ多くの課題がある。ONESTRUCTIONはopenBIMというアプローチを通じて、その課題に真正面から取り組んでいる。今後はONESTRUCTIONの一員として、これまで培ってきた経験やネットワークを活かしながら、若い世代の挑戦を後押しし、同社の成長と建設・インフラ分野のさらなるイノベーション創出と業界全体の発展につながる取り組みに貢献していきたい」と意気込みを語る。
ONESTRUCTIONの西岡大穂代表取締役CEOは「当社はopenBIMを軸とした技術開発を通じて、建設データの価値を最大化し、業界の変革に貢献していきたいと考えている。福地氏の豊富な経験と知見、そして国内外のネットワークは、その挑戦を大きく前進させてくれるものと確信している。シニアフェローとして共に未来をつくっていけることを心から楽しみにしている」と期待を述べる。
▽福地 良彦(ふくち・よしひこ)=15年間のゼネコン勤務の後、MIT大学院修了。2001年から2026年にオートデスク日本法人や米国オートデスクでBIM関連技術の普及および導入支援に従事し、アジア太平洋地域 土木事業開発統括部部長、執行役員グローバル建設事業開発統括本部長を歴任。建設分野におけるデジタル技術の活用推進をリードしてきた。2021年から京都大学成長戦略本部インフラ先端技術コンソーシアム シニアフェロー。博士(工学)。
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