Malmeは、ICCパートナーズが主催するコミュニティ型カンファレンス「ICCサミット FUKUOKA 2026」のスタートアップピッチ大会で、新設された ネクストステージ・カタパルトのグループBで優勝した。土木×AIという独自のポジションから事業ビジョンを示し、2位に大差を付けての圧勝となった。

Malmeの高取佑代表取締役は「ネクストステージ・カタパルトの優勝、そしてグランプリへの出場は当社が取り組む『土木×IT』という挑戦が社会的にも強い関心を持って受け止められていることを実感する機会となった」とし、「日本の公共インフラは、現場の技術者たちの経験と責任感によって支えられてきたが、一方でその知見や品質管理の仕組みは十分にデジタル化・共有されているとは言えない。私たちはCiviLink(シビリンク)を通じて、インフラを支える技術と知識を次世代に残し、より強い公共インフラの基盤をつくることに挑戦していく」と大会参加の意義を語った。
2021年に設立した同社は建設技術領域のDXに特化した技術家集団として、構造課題に正面から向き合ってきた。設立5年目の新規事業として開発・提供するCiviLinkは、ベテラン土木技術者のノウハウや知見を蓄積・継承するためのAI活用型技術データ基盤となり、建設コンサルタント会社への導入を通じて、設計照査業務の効率化や技術の次世代継承を支援している。
日本の公共インフラは老朽化が加速する一方、維持管理を担う土木業界では深刻な人手不足と技術継承の断絶が課題となっている。同社は、翌日の最上位ピッチ大会「カタパルト・グランプリ」では惜しくも上位入賞を逃したが、今回のICC登壇を通じて「命を守る公共インフラを、次世代に引き継ぐ」というビジョンへの共感と関心を広く周知することもできたとしている。
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