WIREBASE

見積もりの作業手間をワンストップで解決 
AIプロダクト「ミャク楽」リリース

 WIREBASE(東京都港区)は、建設業界向け見積データ化AIプロダクト「ミャク楽」の提供を始めた。書式がバラバラで担当者が手作業でExcelへ転記している見積もり作業の手間を解消し、見積もりの一連作業をワンストップで完結する。見積りの転機作業を90%削減するなど、見積もりのデータ化によって「未来の建設へ脈絡(ミャクラク)を持たせる」ことが特徴という。

 同社は、これまで積算外注サービスを通じて建設業界の積算業務を支援してきた。同サービスの単月受注規模は前年比約6倍以上に成長しており、建設現場における見積・積算業務の効率化ニーズの高まりを強く実感しているという。

 ミャク楽は、積算業務で培った実績と知見を凝縮した。業者見積りのデータ化から客先見積りの自動生成、過去案件のナレッジ活用まで、見積りの一連作業をワンプラットフォームで完結する点が強み。書式がバラバラな見積書をAIが読み取り、自社形式のデータに自動変換する。NET金額(仕入値)や掛け率の自動計算だけでなく、大分類・中分類・小分類の階層構造を維持したままデジタル化するため、面倒な入力作業がゼロになる。

 業者からのデータを自社の標準工種にAIが自動分類し、マージンを設定するだけで、客先向け見積書をワンクリックで生成できる。転記ミスを防ぎ、作成時間を90%以上削減しながら、精緻な利益管理が可能だという。建物用途・工事規模・㎡単価などの条件で類似案件を検索でき、属人化していたナレッジをチーム全員で共有し、概算精度の向上と受注確度の最大化を支援する。

 既に複数社への導入が決まっており、リリースと同時に現場活用が本格的に動き出す。今後は、過去の案件データや市場相場をもとにAIが部材・工種の適正価格を自動査定するとともに、複数の見積を横断的に比較・分析し、競争力のある見積作成を支援する機能強化などを展開する。

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