坂田電機とコルク

DABROSとKOLC+がAPI連携 
清水の現場で異常検知時の迅速な判断に貢献

 坂田電機の計測クラウド「DABROS」とコルクのBIM/CIMクラウド「KOLC+」がAPI連携し、デジタルツイン上で計測状況のリアルタイムな可視化を実現した。清水建設の施工する現場で実装され、データが一つのダッシュボードに集約されたことで「豪雨時の山留め挙動と軌道変位の相関」といった複合的な分析が容易になり、異常検知時における関係者間の迅速な意思決定に大きく貢献している。

 相模鉄道本線 鶴ヶ峰駅付近連続立体交差工事第1工区では、坂田電機の計測機器とKOLC+が導入されていた。2025年にKOLC+の「3Dグラフ」が外部クラウドの計測データをAPI連携により自動取得できるようになったことから、坂田電機の計測クラウド「DABROS(ダブロス)」とのAPI連携が実現した。

 DABROSは、建設現場や防災現場などで計測されたデータを、インターネット経由でリアルタイムに確認・管理できるWebデータ閲覧システムで、主にダムやトンネル、地すべり観測、山留め工事なで利用され、現場に行かなくても事務所や外出先から状況を把握できる。APIを用いることで、蓄積された計測データをKOLC+のデジタルツイン上にリアルタイムに転送して可視化できるようになった。

 現場では、軌道変位や山留め壁の変形、近接構造物の動態といった多種多様な計測データを、API連携を通じてデジタルツイン環境へ統合した。従来、これらのデータは個別のシステムで分散管理され、相互の関連性を把握しづらい課題があった。

 今回、計測値を3次元モデル上にベクトル矢印として表示することで、単なる数値の羅列ではなく、空間的な「状態変化」として直感的に可視化することが可能となった。現場を指揮する佐竹省胤工事長は「データが一つのダッシュボードに集約されたことで『豪雨時の山留め挙動と軌道変位の相関』といった複合的な分析も容易になり、異常検知時における関係者間の迅速な意思決定に大きく貢献している」と説明する。

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