パナソニックホームズ

遠隔施工管理「zenshot」の全面展開へ 
4月から東京、近畿で計500台配備

 パナソニックホームズは、住宅施工現場にZen Intelligenceが提供する遠隔施工管理システム「zenshot(ゼンショット)」を4月から導入することを決めた。東京と近畿で計500台を配備後、地方へ順次拡大させ、将来的には標準ツールとしての採用を見据えて全国展開する方針だ。

 zenshotは、360度カメラで現場を撮影し動画データをAIで解析することで、図面と連動した360度現場ビューを作成するサービス。工事管理者や営業・設計・職人などの関係者が、時間・場所を問わず施工状況を網羅的に把握できるようにすることが狙い。

 工事管理者の業務は、現場の安全や工程、品質、原価の管理に加え、建築主対応など多岐にわたる。建設業界内の人材不足が深刻化する中で、同社は現場管理の物理的な拘束時間を極限まで小さくする「極小化」を掲げ、業務のデジタル化に取り組んでいる。

 遠隔施工管理では複数のツールを検討してきやた。カメラを持ち2~3分程現場全体を歩くだけでストリートビュー型の現場データが自動生成される「zenshot」は、操作が簡単で撮影する大工職など現場へスムーズに定着でき、しかも網羅的にデータを残せることから、試行運用で実用性を確認しながら本格導入を決めた。

 工事管理者業務のうち2~3割を占める「移動」の時間を削減でき、 360度ビューとAI解析で可視化された現場状況を複数の目で確認が可能な強みが決め手となった。安全性や品質向上に加え、営業・設計担当者、工事管理者や責任者が撮影データを活用して建築主への対応品質を向上できる点にも着目した。

 同社は、2023年の「DX推進室」創設以来、全社横断でデジタル技術を活用した抜本的な業務改革を推進しており、今後も生産性向上とともに建築主の満足度向上に向けた現場対応を推し進める。

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