くわや(東京都三鷹市)は、建築計画規模確認アプリケーションサービス「キボミル」をリリースした。建築設計事務所や建設会社は建築プロジェクトのボリューム検証がより短時間で行えるようになり、不動産開発事業者にとっては重要な「建築計画可能な規模の確認」がより短時間で把握でき、初動ツールとして効果を発揮しそうだ。

キボミルは、国土交通省が推進する3D都市モデル「PLATEAU」を活用し、独自の三次元検証アルゴリズムにより高速な検証を実現している。現在の対象エリアは東京都23区。地図上で敷地を選択して決定をするだけで、その敷地に適用される都市計画法、建築基準法の高さ規制を確認できる。敷地の高さ規制形状の自動検証、計画可能な規模の確認も可能でFBX、OBJ、DXF、GLBなど主要な3Dデータ形式で出力もできる。

土地の有効利用の検討では敷地ごとに異なる複雑な法令制限下の検証を行う必要があるが、建築計画ボリュームの検証は専門ソフトを用いて行うため、検証自体の簡易化や即時確認を実現することが困難だ。多くの不動産事業者は建築計画ボリューム検証の外注を前提としている一方で、土地の売買が確定しない段階ではコストにより検証を見送らざるを得ないこともあり、その見送りに起因した機会損失があった。

建築計画に係る法令は数が多く、それぞれで地方自治体の管轄窓口が異なるため、各法令情報の取得と確認作業に多大な手間が発生しており、地域の円滑な都市開発や都市更新を阻害している。キボミルの活用で土地の有効利用検証時間は約8割減となる。同社は自動算出による時間・費用削減で、土地有効利用の検討協議における期間やコストの効率化、建築計画検証作業時間の効率化を通じ、社会課題解決に貢献していくとしている。
キボミルは1ライセンス年間96,000円(税別)。
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