三機工業

建築設備の高所作業を地上から 
施工支援ロボで作業時間50%以上削減

 三機工業は、建築設備工事の高所作業で大幅な削減が可能な「フレキシブルダクト施工支援ロボット」を開発した。実現場への試験運用で高所作業時間を50%以上削減する効果を確認するとともに、上向き作業時間も20%以上削減でき、作業時の疲労感も軽減できる効果を得た。

 空調用ダクトや制気口を施工する際には、高所作業車や仮設足場などを使うが、重量のある工具を支持しながら施工物を固定する上向きの作業となり、しかも高層ビルなどでは施工カ所が1,000ヵ所を超える。そこで同社は施工数が多い「フレキシブルダクトの吊り込み作業」をターゲットに施工支援ロボットの開発を進めてきた。

 ロボットは「吊り元を打設する鋲打ち機構」「ダクト支持機構および昇降リフト機構」「制御機器」で構成しており、地上面から高所作業を行うことを可能にした。具体的には天井面へ施工物と工具(鋲打ち機)をリフトで自動昇降させ、吊り込み作業の大半を地上面で行うことが可能となる機構によって、従来工法に比べて高所作業時間を50%以上削減することができ、上向き作業時間も20%以上削減できるという。

従来工法の②~④の高所作業を、新工法では地上から実施することが可能になる

 同社は今後、実現場でロボットの運用実績を重ね、ロボット活用による業務の合理化に加え、生産性や品質の向上に向けた技術開発を積極的に進める方針だ。

三機工業のプレスリリースはこちら

記事トレンド把握のため、気軽に押して下さい

トップに戻る