SkyDrive

5日間かけ「空飛ぶクルマ」デモフライト 
東京都、三菱地所、兼松と連携

 SkyDrive(愛知県豊田市)は東京都、三菱地所、兼松と連携し、東京・有明の東京ビッグサイトで、空飛ぶクルマ「SKYDRIVE(SkyDrive式SD-05型)」のデモフライトをスタートした。実施期間は2月24日~2月28日までの5日間。運航時間は約3分30秒、距離は150m、高度 は13m、パイロットは搭乗せず自動制御とリモート操縦による運航となる。

 東京ビッグサイト東棟屋外臨時駐車場を離着陸地点とし、2025年大阪・関西万博と大阪港バーティポートでの公開フライトでも使用した機体と同型の「SkyDrive式SD-05型」を使用した。これはマルチローター型の機体となり、高度な制御による優れた「小回り性能」に加え、固定翼のある空飛ぶクルマと比較して機体サイズがコンパクトである点も特徴だ。離着陸に必要なポートの面積を小さくできるという利点がある。

 東京都内には、ビル屋上に約70カ所の緊急時にヘリコプターが離着陸できる場所が存在するが、その内多くは15~20m四方のスペースになる。SkyDrive式SD-05型はコンパクトで精密な飛行制御ができるため、既存の屋上ヘリポートの大部分での運用が可能となり、東京都をはじめとする都心部における空飛ぶクルマの社会実装に適した機体となる。

 SkyDriveによると、駐車場のような身近な場所で離着陸を実施できたことは都市部の屋上ポートはもちろん、大型ショッピングモールの駐車場、駅前の広場などにポートが配置でき、近い将来には日常的な移動に空という選択肢が増えることを感じさせるものとなると考えている。都市部のビル屋上や狭小地のバーティポート(離着陸場)で安全な離着陸が可能となり、大きな離着陸場を作りにくい都市部でも多くのポートを使用してDoor to Doorに近い移動を実現するという。

 東京都、三菱地所、兼松の3者は、2022年から都内における空飛ぶクルマの早期事業化を目的として、ビジネスモデルの検証や、新丸ビル屋上と臨海部を繋ぐ航路におけるヘリコプターを活用した移動体験検証を進めている。これまでの検証成果を踏まえ、プロジェクトの4年目となる2025年からは新たにSkyDriveがプロジェクトに参画し、今回のデモフライトでは5日間をかけて実際の機体とポートを使用して搭乗の一連の流れを検証する。

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