シーティーエス

新卒採用を再開、次世代担う人材基盤確立へ

 建設ICT専門会社のシーティーエス(長野県上田市)は、6年ぶりに新卒採用を再開する。建設DXの活用による生産性向上が急務となる中で、次世代を担う人材育成を成長戦略に位置付け、人材基盤を中長期的に強化することが狙い。

 これまでは全国展開による事業拡大を進める中で、即戦力となるキャリア採用を中心に人材ポートフォリオを強化してきた。専門性の高い人材基盤を構築できたものの、社員の平均年齢は45歳となり、全体の約6割を40代と50代が占めている。新卒採用を再開することで、デジタルネイティブ世代の新しい視点や発想を取り入れ、未来の建設DXを牽引する人材を自社で育てていく方針に切り替えた。

 近年、世界的なデジタル化の進展やICT技術の急速な発展により、建設業界は大きな転換期を迎え、同社を取り巻く事業環境も大きく変化している。

 新卒採用では、建設DXについての営業、技術、企画、サポートなど多様な職種で、学んできた知識をもとに自らのアイデアを現場で活かせる人材を求める。文系や理系などの学部は不問で、未経験者に対する研修制度も充実し、多様な人材との結びつきを強める

 東京証券取引所プライム市場の上場企業として安定した経営基盤を確立する上でも、新卒採用の再開は成長を目指して挑戦できる土台になるという。経営基本方針として社員に対する姿勢を明確に定め、日々の人材育成や組織づくりに反映する。若手社員が主体的に挑戦しながら自分らしいキャリアを築いていけるように継続的な育成と支援にも力を入れる。

 新卒採用は、こうした考え方を具体的な形として実行する取り組みの一つと位置付け、福利厚生や社内制度の拡充も図った。同社人事担当は「建設DXを現場で支える担い手として、新しい発想と行動力で、業界の未来をともにつくっていく存在になってほしい」と呼び掛ける。

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