東北アライアンス建設(TAC)は、アイリスオーヤマ(仙台市)、EARTHBRAIN(東京都港区)、小松製作所(東京都港区)、フルテック(札幌市)、みずほリース(東京都港区)、メタルワン(東京都千代田区)の異業種企業6社と、戦略的パートナーシップ協定を結んだ。合わせてTACを構成する建設会社の協力会から参画を希望する企業を募り、4月1日付で「東北トラスティア事業協同組合」も設立し、より連携関係を強固にした「並列型パートナーシップモデル」を構築する方針だ。

建設業界では担い手不足、資材価格の高騰、施工の高度化、災害対応やBCP強化など、単一企業や単一業界だけでは解決が難しい課題が顕在化している。こうした課題に対応するため、建設、製造、金融、物流、DXなど多様な分野の企業と対等な立場で連携することで、各社の知見・技術・ノウハウを融合し、実効性の高い課題解決と新たな建設価値の創出を目指すことが協定の狙い。
4月に設立予定の「東北トラスティア事業協同組合」は、東北アライアンス建設加盟7社の協力会は1社あたり50~200社規模となり、この構想が実現した場合、数百社規模の企業が広域的に活動する新たな事業協同組合が誕生する。TACは同組合と連携し、施工体制の高度化や生産性向上などを通じて、建設産業の新たな価値創出に取り組む。

TACとパートナー企業6社、、設立予定の東北トラスティア事業協同組合は、いずれも独立した主体として、上下関係や従属関係に依らない「並列型パートナーシップモデル」を構築するという。元請、協力会社群、異業種企業という三者それぞれの視点を融合することで、建設現場の変革と事業構造の高度化を同時に推進する。
今後は、DX技術の活用、新工法・新技術の導入、資材・設備の安定供給、人材育成や省力化、災害時の連携強化などについて、実証および具体的な取り組みを順次展開する。建設デジタル化は連携強化の基盤として重要視されそうだ。
東北アライアンス建設は、東北6県で活動する陰山建設、深松組、幸栄建設、大森建設、タカヤ、藤本建設、NICHIUNの7社とみずほ銀行が共同出資した会社で、2025年11月26日付で建設業許可を取得した。
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