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建設現場と大型ダンプ事業者を結ぶマッチングサービス開始へ

 From Uh(札幌市)は、建設工事現場と大型ダンプ事業者をオンラインで直接結ぶBtoBマッチングサービス「Dumps (ダンプス)」のβテスト版の提供を始めた。トラックドライバーの需要と供給のミスマッチが常態化する中で、広域的な視点での稼働効率を高めることが狙い。

 大型ダンプの運送業は トラックドライバーの時間外労働時間規制や少子高齢化の影響を受け、事業者や運転手などの担い手が年々減少し、建設現場へのチャーター手配が困難な状況になりつつある。一方で供給不足は広がるものの、地域による需要の偏りも深刻化している。特定の地域ではダンプが不足し、別の地域では余っているといった「需要と供給のミスマッチ」が常態化しており、広域的な視点での稼働効率が課題となっている。

 Dumpsは、これらの課題をデジタル技術で解決し、ミスマッチの解消と業界全体の収益性向上を実現することで、大型ダンプ運送業界の活性化と持続可能な発展に貢献する。これまで電話や既存の人的ネットワークに頼っていたチャーター手配をインターネット上で完結させるBtoB マッチングプラットフォームになる。

 使用スケジュール、積載物の種類、チャーター料、派遣可能エリアなど最適なダンプを条件指定で素早く確保でき、近隣に空き車両がない場合でも検索範囲を広げて他のエリアから 迅速にダンプを探し出すことができる。注文を待つだけでなく、公開されている案件一覧から希望条件に合う仕事を探し、直接オファーを送ることも可能だ。事業者にとっては閑散期など車両の空き時間を有効活用することで、収益を最大化できる。

 3月末までは北海道の石狩・後志エリアを重点対象とし、ダンプ・建設双方の事業者から広く登録を募り、現場のニーズを詳細に反映させた先行運用を推進する。計画的に対象エリアを北海道全域へ広げ、さらには本州へと順次拡大していく計画だ。将来的には建設分野に留まらず、農作物の運搬に特化した「アグリ版Dumps」の展開も視野に入れているという。

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