川田テクノシステム

AIで個人情報の自動墨消し処理 
新サービス「KTSアルカナ」の試供版提供

 川田テクノシステムは、PDFに含まれる個人情報をAIが自動で検出し、墨消し処理するサービス「KTSアルカナ」の試供版提供を始めた。大量の書類から個人情報を一括で検出でき、これまで手作業で行っていた墨消し作業に対し、品質を保ちながら大幅な作業時間短縮を実現する。公共インフラ分野で培ってきた業務知見と最先端のAI技術を融合し、革新的なサービスの開発に取り組む中で、サービス化した初弾の試みとなる。

 KTSアルカナは、建設・インフラ分野での利用を主軸としつつ、医療機関や教育機関など個人情報を取り扱う幅広い領域への展開も視野に入れている。氏名や住所、電話番号といったテキスト情報だけでなく、人の顔や車両ナンバープレート、さらには検出が難しいとされる印鑑にも対応できるという。

 情報公開資料や行政提出書類、契約書類など、個人情報を含むさまざまな業務文書での利用を想定している。特徴の一つは、書類の文脈を考慮した検出で、例えば「中野駅」は地名として判別し、「中野さん」は個人名として検出するなど、文脈に応じた判断を行うことができる。自動検出後に対象個所を画面上でチェックし、手動で微調整できるため、安心して利用できる。

 業務の現場では、書類を外部に公開・提出する際、個人情報の適切な取り扱いが不可欠だが、これらの作業を人の手で一枚ずつ行う場合、時間や手間がかかるだけでなく、見落としなどのリスクも避けられない。手間のかかる墨消し作業をAIに任せることで、他の業務に柔軟に対応できる環境を実現したいという思いから、KTSアルカナが誕生した。

 試供版は「こちら」から。正規版をリリース予定の3月23日まで提供する。

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