Arentが建設分野に向けて実施したAI活用調査によると、建設分野でAIを活用している企業の割合が約6割に達し、導入企業の間で「効果を実感している」割合が1年前の調査に比べ2倍近くに増加していることがわかった。同社はAI導入が実際の業務で成果を生み出す段階に移行し始めているとしている。

AIを活用している企業の割合は57.6%となり、1年前より12.9㌽もの増加となり、着実に実行フェーズに進展している。特に「活用していて効果も実感している」という企業は7.9%から14.9%の約2倍に増加している。AI活用状況では「期待以上の効果」を感じる企業が1年前から3倍に増加しており、AIが実務での成果を生み出し始めている状況も浮き彫りになるが、一方で推進の最大の壁は「ノウハウがない」こととの意見も多く、同社では導入後の組織的な知識共有と技術的な課題の解消が求められると分析している。

また、AI導入企業のうち「期待した以上の効果が出ている」と回答した企業は2.6%から7.8%へと約3倍に急増した。導入企業の39.5%が期待通り、またはそれ以上の効果を実感している。AI活用への期待は、「業務効率化」が47.4%、次いで「データ分析」が30.0%と続き、単なる効率化を超えたデータからの洞察獲得への期待も集まっている。
AI活用の懸念点・障壁は、「ノウハウがない」が19.3%でもっとも多く、次いで「技術的な課題」が18.2%、「人材不足」が15.1%となった。同社はAIの導入・活用が進む中で、具体的な成功パターンや運用技術に関する知見が組織内で不足していることが最大の課題としている。
調査は同社が2025年1月~12月に実施したイベントに参加した 411件のアンケートをもとに分析した。
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