NEXCO西日本は、京都府城陽市で施工中のE1A新名神高速道路大津JCT(仮称)~城陽JCT・IC間の建設現場で、鹿島が開発した建設機械の自動化施工システム「A⁴CSEL」を導入し、自動ブルドーザと自動振動ローラによる施工を本格的に開始したと発表した。高速道路の本線建設工事へのA⁴CSELの適用は初めてになる。

現場では、建設地から約2km離れた工事事務所に設置したオペレーションルームから、1人の管制員が自動ブルドーザ1台、自動振動ローラ1台の合計2台を管制するとともに、自動ブルドーザと連携するナビシステムを搭載した有人ダンプトラック2台を管理している。

本現場への適用には、道路の縦断・横断勾配、排水構造物、変化する盛土材料などへの対応が必要となるため、A⁴CSELの各システムをアップグレードし、盛土の出来形、品質が問題なく確保できることを事前の実証試験で確認した上で挑んだ。
今後は、高速道路本線の盛土約150万m3を対象に、最盛期には自動ブルドーザ2台、自動振動ローラ2台の合計4台で自動化施工に取り組む予定。鹿島は自動化建設機械の機能・性能の向上や適用機種の増強を図るとともに、現場環境に合わせて柔軟に対応できる汎用性の高いシステムへ発展させ、A⁴CSELの普及を推し進める。両社は働き方改革による担い手の確保や育成、生産性・安全性のさらなる向上のためにICTなどデジタル技術を積極的に活用する計画だ。
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