安井建築設計事務所

Revitモデルから省エネ計算情報を自動抽出 
BIM図面審査対応のプログラム開発

 安井建築設計事務所のデジタル×デザイン ワークス(DDW)は、BIMモデルから建築物の省エネ計算に必要な情報を自動抽出するプログラムを開発した。省エネ基準適合の義務化に加え、4月からのBIM図面審査に対応する。標準化されたBIMモデルと省エネ計算を両立させることで、従来に比べ手間と時間的負担を軽減でき、BIM 図面審査用サンプルモデルの検証では外皮情報の取得率約 95%、BPI誤差 0.1 以内という極めて高い精度を実現したという。

Revitモデルから取得した外皮情報を 3 次元ビューで可視化が可能

 省エネ基準適合義務化に続き、建築確認申請でBIM 図面審査が動き出す中で、BIMソフト「Revit」を使う同社では設計や申請プロセスで標準化したRevitモデルと省エネ計算を円滑に両立させるため、同プログラムの開発に至った。従来の省エネ支援ツールでは、省エネ計算専用の BIM モデルを別途構築する必要があった。

 同プログラムは、通常の設計プロセスや BIM 図面審査の Revit モデルをそのまま使って省エネ計算を行うことが可能になる。単一の BIM モデルを用いながら省エネ性能を確認し、申請へとスムーズに移行でき、省エネ計算と建築確認申請をシームレスに連携させることで、設計プロセスの効率化とともに環境配慮型建築の推進も実現する。

 具体的には部屋単位で外壁を自動分割し、Revit の配置情報から方位を自動取得する。取得した外皮情報は3次元ビューで可視化でき、建築研究所が公開している建築物のエネルギー消費性能計算プログラム(WEBPRO)の入力シートへの自動書き込みも可能という。

 同社は、事業プロセスの初期段階から環境性能の将来像を見据えられることから、クライアントの事業価値向上に寄与でき、周辺環境や地域全体の環境づくりにも貢献できるとしている。

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