舞鶴市とユビタス

180億投じてAIデータセンター建設 
デジタル推進の流れが需要後押し

 京都府舞鶴市とユビタス(東京都新宿区)は、市内の平工業団地へのAIデータセンター建設に関する立地協定を締結した。約180億円を投じ、2026年中の着工、2027年中の竣工を目指す。地域産業の高度化やIT人材育成、環境保全に向けた連携を推進する。

 同プロジェクトはユビタスが経済産業省による大規模成長投資支援策に基づき、日本国内で最高クラスのAI GPUセンターを構築する構想の最初のマイルストーンとなる。舞鶴市がもつ電源地域の利点や、災害に強い京都舞鶴港といった強みが評価され、立地が決定した。敷地は23,385㎡。

 第1フェーズでは中規模のデータセンター整備と運用体制の構築を行い、第2フェーズでは需要動向を踏まえ、中長期的な計算需要の増加に対応するための大規模な拡張を計画している 。両者は協定を結び、生成AI技術を活用した地域産業や市民生活の高度化、人材育成に取り組む。

 国のデジタル推進に不可欠なAI技術の進展により、AIインフラ供給能力の確保が求められている中で、同プロジェクトは注目を集めそうだ。2025年11月にはRUTILEA、東北電力、日立製作所、日本政策投資銀行の4社がAIの急速な普及に伴い高まるGPU計算需要に対応するため、次世代型AIデータセンターの構築に向けた検討を共同で進める動きもある。

 建設分野を含め各産業分野では、デジタル化を出発点に蓄積したデータを利活用するためのAI活用が急速な広がりを見せており、先端テクノロジーの進展に合わせて、高度なデータセンターの整備が求められている。

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