大谷美術館賞

三和ファサード・ラボのBIM活用ファサードが最優秀獲得

 三和ファサード・ラボ(東京都渋谷区)が東京・銀座でファサード工事を手掛けたクロサワビルが、大谷美術館(東京都北区)が主催する2025年度の「大谷美術館賞」の最優秀賞に輝いた。BIMで2800枚ものガラスを統合管理し、垂直水平のドットグラデーションを完成させ、「藤の花のようにそよぐ建築を実現するガラス加工とBIM技術」が受賞の決め手となった。

クロサワビル外観

 クロサワビルは、大成建設が施工し、外装監修を担当した建築家の青木淳氏が示したコンセプト「藤の花が風にそよぐような表情」の具現化を三和ファサード・ラボが下支えした。

 ファサードに光を透過させるため、高解像度のオンデマンド印刷技術により、三次元曲げガラスの表面に色が異なる微小のドット柄を二層に印刷。外側はメインテナントであるブランドのシンボルカラー、内側は白色とし、外観でのブランディングと室内からの自然光の視認性を両立させた。平面ガラスにドット印刷をする際、BIMの効果的活用によって、完成後の三次元ガラスにおける垂直水平を維持でき、ファサード全体において垂直水平のドットグラデーションを実現できたという。

 大谷美術館賞は2003年度に創設し、材料表面の美的評価向上に優れた作品や顕著な技術・業績に贈られるもので、2025年度は最優秀賞に三和ファサード・ラボ1、優秀賞には吉野工業所の「金継ぎ技術を再現したキャップ」JFEスチールの「ステンレス鋼の新たな表面技術」太平洋工業の「インモールド転写技術を用いた自動車用製品」が選ばれた。

三和ファサード・ラボのプレスリリースはこちら

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