埼玉DX大賞

インフラDX特別賞に古郡建設と伊田テクノスが受賞

 埼玉県は、県内中小企業などの優れたDX推進の取り組みを表彰する「埼玉DX大賞」の第3回受賞者を選定し、今年度から新たに設けた「インフラDX特別賞」に古郡建設と伊田テクノスの2社が選ばれた。2月3日に表彰され、受賞者による事例紹介も行われる。

 創設したインフラDX特別賞は、県内事業者による優れた建設DXへの取り組みを表彰することで、企業の意欲を向上させるとともに、表彰式などを通じて受賞事例を広く周知し、他の県内事業者の取り組みを促進することが狙い。埼玉インフラDX特別賞審査委員会(委員長・中川雅史芝浦工業大学教授)が選考した。

LiDAR搭載のiPadと3D配筋検査システム「Modely」を導入

 古郡建設は、LiDAR搭載のiPadと3D配筋検査システム「Modely」を導入し、現場をスキャンするだけで点群データから3Dモデルを自動生成し、配筋ピッチやかぶりの合否判定を自動で行う仕組みを構築した 。本社で作成したBIM/CIMモデル(3D設計図)を現場で活用することで、経験の浅い若手社員でも構造物の干渉や完成イメージを容易に把握できる環境を整備した。配筋検査における現場業務や内業の作業時間を150分から30分に約8割削減、従来2、3人の社員が必要だった配筋検査の計測作業を若手社員1人のみで実施可能に改善した。

3Dレーザースキャナー測量でBIM/CIMの3次元モデル作成内製化

 伊田テクノスは、3Dレーザースキャナーを用いた高精度な測量や、BIM/CIMによる3次元モデル作成を内製化するとともに、RPAや建設業特化型生成AIなどのデジタルスキルを駆使して事務作業を劇的に効率化し、現場担当者が本来の施工管理に専念できる「働き方改革」と「生産性向上」の同時実現に成功した。1人あたりの年間時間外労働を全体の34%に当たる110時間削減し、振替休暇取得率と給与アップを両立し、3D測量や書類作成時間を50%削減、測量人数を4人から2人へ削減し、交通規制時間の短縮と現場の安全性向上を達成した。

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