東京都の住宅政策本部は、都営住宅建替事業へのBIM活用に向けてガイドラインをまとめた。都営住宅の設計業務で、設計者に求めるBIMモデルの作成範囲や詳細度に加え、都が作成するBIMモデルの解説書となるもので、設計・施工段階におけるBIMの活用例を掲載し、都営住宅建替の円
滑な事業運営を目指す。
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都営住宅では、世帯人数に応じた標準的な間取り、仕様、構造、設備などを決めた基準建物設計を定めている。建替事業では、この基準建物設計を基に設計を行い、業務の効率化につなげている。設計時にB I M を活用するため、基準建物設計図を基にした標準BIMモデルを作成済みだ。
今後は、受託者がB I M により設計を行う際は、住宅政策本部が貸与する標準BIMモデルを活用し、設計を実施してもらう流れになる。設計業務の発注でBIMによる設計を指定する場合は、公表時に発注要件として、EIR(発注者情報要件)として提示する。発注者の指定だけでなく、受託者からの活用提案や自主的な工夫も重視する方針で、契約締結後は受託者が提示されたEIRを踏まえ、発注
者と協議の上、BEP(BIM実行計画書) をまとめ、これに基づき設計業務を実施していく方針だ。
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