新菱冷熱工業

オートデスクとMOU2.0 
「新菱BIM」の導入推進と定着化へ

 新菱冷熱工業は、DX推進と企業変革の加速を目的に、米国オートデスク社と第2弾となる戦略的連携に関する覚書(MOU2.0)を結んだ。2024年3月に発表されたMOU1.0の成果を土台に、BIMBのさらなる導入・定着や将来のAI活用を視野に入れたDX基盤の整備を推進する。

新菱冷熱工業の焼田氏(左)とオートデスクの中西氏

 同社は、20230年の長期ビジョン「未来・環境エンジニアリングカンパニー」の実現に向け、施工プロセスの高度化、データ活用による意思決定支援、そして脱炭素社会へ貢献するための取り組みを進めており、今回のMOU2.0はその実現を加速させる重要なステップに位置付けている。

 両社は、MOU1.0締結以降、複数のプロジェクトでBIM環境の整備と施工DXの実装を推進してきた。新菱冷熱工業ではデジタル推進企画部のBIM課と各事業部が連携し、施工現場の実情に即した対話を重ね、実効性の高い成果を得ることができるワークフローを新たに構築済み。焼田克彦代表取締役副社長デジタルトランスフォーメーション推進本部長は「このワークフローを施工現場に定着させ、実際の成果につなげなければならない」とMOU2.0の重要性を語る。

 MOU2.0では▽「新菱BIM」の導入推進と定着化▽データドリブンなプロジェクト運営の仕組みづくり▽データ蓄積と活用に向けたデジタル基盤整備の3つを重点項目に設定している。建設クラウドプラットフォーム「Autodesk Construction Cloud(ACC)」をコア事業のデータプラットフォームとして位置づけており、BIMを基本とした施工体制を構築する。現場はACCで管理・運営し、施工 DXの推進についてはACCとRevitを軸に実現していく。

 オートデスク日本法人の中西智行代表取締役社長は「長期的なDXパートナーとして両社で力を合わせ設備業界全体のDX推進の底上げにも引き続き取り組んでいきたい」と説明する。

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